眠りにはリズムがある

脳の中にある体内時計

睡眠には、脳の中の「睡眠中枢」と「覚せい中枢」と呼ばれる箇所が深くかかわっています。この2つの中枢は相互に作用し合っています。

 

睡眠物質や神経伝達物質と呼ばれる物質が作用して、睡眠時には睡眠中枢が活発になり、反対に覚醒中枢の動きが弱くなります。

 

睡眠中枢と覚せい中枢の活動のタイミングを決めているのが、脳の視床下部にある「視交差上核」という箇所です。ここがいわゆる体内時計と呼ばれているところです。

 

体内時計は、それ単独で時を刻んでおり、身体のリズムをつくり出しています。

 

 

理想的な眠りのリズム

満足な睡眠、すっきりと目覚めることができる睡眠というのは、必ずしも時間の長さで得られるものではありません。それは、睡眠時の脳波の周期性と深い関係があります。

 

夢を見ているときというのは、脳は起きていて、体は眠っている状態で、眼球が頻繁に動きます。この状態をレム睡眠と言います。わたしたちは眠りに就くと、徐々に睡眠が深まり、入眠してから40〜50分で脳がぐっすり眠った状態になります。そして少しの刺激では起きない状態が20分ほど続きます、この状態をノンレム睡眠と言います。

 

そこから今度は少しずつ眠りが浅くなって、10〜30分のレム睡眠に入ります。これを1サイクルとしてかかる時間は90〜120分です。これを、4,5回、繰り返すうちに自然と目覚めるような睡眠が理想的とされています。

 

夢は昼間の出来事を整理している?!

 

最近の研究では、夢を見ている間は、昼間あった出来事を脳の中で整理して記憶し直しているとも言われています。